フィラリア 体験談

実際にフィラリアにかかってしまった体験談集

愛犬がフィラリアにかかってしまった体験談(30代/女性)

以前飼っていた愛犬がフィラリアにかかってしまった体験談です。

 

フィラリアは心臓や肺に寄生する寄生虫です。犬や猫に寄生してしまった場合、心臓や肺の機能を低下させて息苦しさや咳といった症状が出ます。血液循環が悪くなってほかの臓器の機能も低下させ、寿命を縮めてしまう恐い病気です。
フィラリアの感染経路は蚊です。フィラリアを持った蚊に刺されると感染します。予防薬を投与することで100%防げる病気のため、飼い主の注意で防げる病気です。

 

私の愛犬の場合は、迷い犬をもらい受ける形で飼い始め、我が家に来た時点で成犬(多分5、6才くらい)になっていたので、迷い犬だった時代にフィラリアに感染したと思われます。
フィラリアは感染してからでも治療薬で寄生虫を退治することができます。私の場合は、飼い始めてからフィラリアにかかっていることに気づくまでに時間がかかってしまい、治療開始が遅れたことを後悔しています。

 

我が家に来る前、マロ(犬の名前、仮名です)は野良犬だったところを保護されていました。野良犬としての生活術を身につけていたので、野良犬だった期間は結構長かったのだと思います。フィラリア予防薬をのまないまま、数年過ごすとかなりの確率でフィラリアに感染するといいます。マロも野良犬時代に感染したのだと思います。

 

飼い始めてすぐに健康診断に連れて行き、野良犬だったのであればフィラリアを疑うべきだったのですが、私はそれを怠ってしまいました。一見、健康そうに見えたので安心していたことと、犬の健康に関する知識不足が原因です。そのため、フィラリア予防薬の投与を始めるのが遅れ、フィラリアを進行させてしまいました。早めに病院に連れて行っていれば、フィラリアを薬で完治させることができたかもしれないと思うととても申し訳ないです。

 

なにかおかしい、と思い始めたのはマロを飼い始めてしばらくたった頃でした。気が付いたのは、散歩中に息を切らせることです。飼い始めた最初は走って散歩するくらいだったのに、ある時から走ると息切れしやすくなりました。散歩中や遊び中に、「疲れた!」と訴えるように座り込むこともありました。
そこで病院に行くと、すでに進行したフィラリアだと言われました。体力はすでに落ち始めている状態です。
フィラリアの薬をのませることになりましたが、年齢や進行具合から完治は難しいだろうと言われました。薬で症状を和らげることはできました。それでも、体を動かした後にゼェゼェいうことはあって、見ていて可哀想でした。

 

フィラリアの薬をのみ始めてから5年ほどのちにマロは死にました。老化もありますが、フィラリアによる臓器不全が主な原因です。多分10才くらいだと思います(野良犬だった時期があり正確な年齢は分かりません)。

 

フィラリアに感染したこと自体は、野良犬時代のことなので防げなかったと思います。でも、飼い始めてすぐにフィラリアの薬をのませていれば、進行を防ぎ、寿命を延ばせたかもしれないと思うと悔しく申し訳ないです。
犬を飼う時は、愛犬を幸せにするために犬の健康について勉強することが大切なのだと、痛感しています。これからまた飼うことがあれば、防げる病気は防ぐように飼い主の責任を果たしたいです。

 

フィラリアに掛かった時の症状と治療方法(40代/男性)

初めて飼っていた犬が、掛かったことがあったので経験談として書きたいと思います。
その犬は野良犬でしたが、何か賢い感じがしたため、親の反対を押し切って飼い始めたのを覚えています。

 

飼い始めてから狂犬病の注射をしたり、いろんなワクチンを打ったりして約1年が過ぎ、すっかり家族の一員になったころから、ちょっとした異変に気づきました。毎日の散歩の際に、いつもなら、喜んで10分でも20分でも、いいと言うまで走り回るのですが、段々、時間が短くなっているような気がしていました。

 

最初は気のせいかな?とも思いましたが、私が走るのにも付いて来れない、途中で走らなくなる、呼吸がゼーゼーと言う音がする、と明らかにおかしな状態になりました。元々が野良犬なので普通なら、歳かな?とか病気だったのかな?とか思うのですが、以前買った本に、フィラリアという蚊に刺されることによって、寄生虫が卵を産み、血管内で増殖し、肺などに詰まり、最終的には呼吸困難で死ぬ病気があることを思い出しました。

 

急いで動物病院に連れて行き診察を受けると、案の定フィラリアであることが判明しました。検査は採血とレントゲンでしたが、レントゲン写真には肺に黒い影が映っており、これが呼吸が苦しくなる原因であると医師から説明されました。因みにあと2〜3か月見つけるのが遅かったら、助からなかったとの事で、ホッとしました。

 

それから治療になるのですが、まずは血管内に居る寄生虫を殺すことから始まります、注射を数回に分けて打ち、完全に寄生虫がいない状態にします。次は予防になりますが毎月1回飲み薬で、血管内に残っている卵が孵化しないようにします、これは半年間続けますので6回実施します。

 

これで終了かな?と思っていると、先生が「再発防止のために」と毎年春先、蚊が出る季節になると予防のための薬を処方してくれました、因みにこれは亡くなるまで毎年1回行っていました。ただそれだけでは不安でしたので、犬小屋の近くには蚊が寄らないようにするため蚊取り線香を置き予防としました。

 

その後、再発することも無く、約12年生きましたが、もう少しフィラリアに掛かっていることに、早く気づいていれば、もう少し寿命を延ばしてあげることが出来たのではないか?と反省してました。2匹目からは、飼い始めから予防注射をし、定期的に検査するようにしています。家族の一員ですから、人間と同様に病気に対しても気にして上げるのがいいかと思います。